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hiyama takeshi
1975/2/13
音と飯を日々創作
ダラブッカ奏者
-sound-
03年 UTAKATA結成(休止中)
myspace
UTAKATA

07年 asarator ensemble unit
Huayruro結成

あさらと教室主催

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いつかの記事の続き。
http://hiya.blog.shinobi.jp/hoge/EditEntry/36/


2012/7/9 東彼杵演奏会と移住について

今日は長崎本島に戻り、知人宅にて演奏予定です。その前にここ高島で一泊お世話になったコウジ氏の自家菜園を見せてもらう事に。
 
潮風の影響もあり島での栽培は苦労が多いとの事。そこにある土、水、空気、太陽、動物、人間、人工... 風土に気候、歴史と全ての要素がその場所での育ちの条件になり良くも悪くも面白い。ミニトマト美味しかったな。

こんちくわ。


昼過ぎフェリーにて演奏場所の東彼杵に向かう。


高島からフェリーと車を乗り継ぎ二時間弱。知人宅の素敵な古家屋にて演奏です。今日集まってくれた人達は関東からの移住者の母親と子供達。震災から派生した問題について改めて考え意見を聞く貴重な時間となった。
 
Wハングで倍音浮遊。

 
子供達は元気だった。慣れない土地で理不尽な時間を経験してしまってるのかもしれないが、楽器で遊んでる無垢な姿に救われた。問題をおこしてるのは僕ら大人達、できる範囲のケアから始めていこう。

 
近所に住まわれてるサキ先生の酵母料理で晩ご飯。

夜も更け皆が帰った後、家主でこの会を企画した松島さんの言葉が耳に残る「今日は本当に皆さんが、特にお母様方が仲良く楽しそうに過ごしてるのを見て涙が出そうになった」と。自分は普通に接しあの時間を楽しませて貰っていたが、実は問題は多く存在しているみたいだ。移住といっても簡単なものではない。放射能という見えない恐怖から逃れ、家族、旦那を残し来て生活しているストレス、幼い子供の未来、色々あるだろう。まして旅や共同生活に慣れてない人達にとっては上手く精神をコントロールするのは難しいはず。それらの解消の手助けとしてこういう企画をして活動している松島さんには、本当に頭が下がる。

そんな松島さんも東京からの移住者。


こんな世界になって移住という言葉がより人々に身近になったと思う。自らの意思で移住する人、仕方なく移住した人、移住したくても出来ない人、故郷を想いしたくない人...抱えてる問題が様々な限り答えなんかない、ただ一人一人に問われているのは確かだと思う。




2012/7/10 長崎空港

僕らは長崎を発った。僕は東京に、そして共に演奏した友人は福島に。
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